今期もメジャーリーグで「二刀流活躍」を続けるスーパースター・大谷翔平選手(エンゼルス)。今、その移籍をめぐって米メディアが過熱しています。というのも、メジャーのトレード期限がまもなく迫っているからです。
エンゼルスは大谷翔平選手をトレードに出すのか?移籍するなら行き先はどこ?気になる「大谷移籍情報」について海外の反応とともにまとめました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
大谷翔平の移籍どうなる?
二年連続オールスター出場。ホームラン数ではハイペースだった昨季よりは落ちるものの、それでも投打で相変わらず「インクレディブル」な活躍を続ける大谷翔平選手。
そして毎年恒例ながら、7月が終わりにさしかかると米メディアでは大物選手のトレード情報が沸騰します。今年は当の大谷翔平選手がその主役になっているようです。
「オオタニは移籍する?」「した方がいい」「いや今回はないだろう」「いくならどこ?」…。海外の反応も噂で持ちきりの「大谷翔平移籍情報」。今、何がどうなっているのか。本人はどんな思いなのか。最新状況を見てみましょう。

移籍どうなるかまもなく期限
メジャー(MLB)では、毎年通常「米東部標準時の7月31日16:00」がメジャー契約(=1球団40人のロースター)選手をシーズン中にトレードできる期限日時(トレード・デッドライン)となっています。

7月といえば後半戦が始まったばかりのシーズン真っ盛り。オフなら理解できますが、まだ戦いが佳境のさなかに、チーム主力の大物選手がなぜ移籍を噂されるのでしょうか。
MLBで最も重要視されるのは世界一やリーグ優勝を決めるポストシーズン(PO=プレーオフ)。その試合には原則8月末時点のロースターだけが出場できます。
そのため、7月時点でPO進出を狙えるチームは、戦力をさらに充実させるため、「もうPOは無理」な下位チームから、若手選手やお金と引き換えに主力選手を引き抜きます。少しでも有利な条件を探って交渉はギリギリまで行われ、期限直前に大物選手の「駆け込みトレード」が成立することがしばしばあります。

では今季の主役大谷翔平選手はどうなるのか。メディア報道や海外の反応などを見てみましょう。
「オオタニは移籍する?しない?」
7月に入って米メディアは「大谷移籍ある?ない?」で大盛り上がり。「大谷は来季オフにFAになる。だから有利な条件でトレードできるのは今しかない」「エンゼルスはもはやPO絶望。有望若手を獲得して再建すべき」「大谷自身もPOに出たい。強豪チームの移籍を歓迎するだろう」などなど、さまざまな臆測が飛び交っています。
ただ、エンゼルス球団としては期限を前にほぼ結論を出したようです。MLB公式サイトが7月下旬、複数の関係者の話として「エンゼルスは複数球団からトレードの打診を受けたが拒否した」と報じました。またミナシアンGMも放出に否定的で、今後も大谷・トラウトの両スーパースターがチームの軸になるとしています。

当の大谷選手自身はどんな思いなのかというと、オールスター時のインタビューでは「僕はノータッチ。完全に代理人に任せている。シーズンはシーズンで集中したい」「僕の気持ちというよりは、球団がどうするか。(GMが)どう考えているかも分からない。チームが勝つことに集中したい」と、騒動から距離を置く考えを示しています。
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★#オールスター名場面⑦★#大谷翔平 HRなど後のメジャーリーガーが大躍動🔥(2016年)きょうホームランを放った #鈴木誠也 選手は、このとき初出場でした😁
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— テレビ朝日野球《公式》 (@tvasahibaseball) July 23, 2022
移籍先の有力球団&チーム事情
しかしながら、報道されているように「オオタニをほしい」と実際に打診してきた球団が複数あるのは事実。大谷選手を獲得するには「5年300億円」のような史上最高レベルの超大型契約が必要とされますが、つまりそれをオファーした球団がいくつもあるということ。
では「もし移籍するなら?」有力チームはどこなのか、米メディア報道からその理由とともに主な球団をピックアップしてみました。
◆レッドソックス(アリーグ)
DHのマルティネス、遊撃手ボガーツら大物選手が今オフ移籍する可能性があり、年俸総額が減少すれば、タイミング的にもばっちり。球団は獲得に強い意欲があるとされます。
◆ヤンキース(アリーグ)
オフにFAとなるジャッジ選手が仮に移籍すると、打力の穴埋めや金銭的余裕から有力な選択肢。ただスターが多い老舗球団だけに、時には外野守備の「三刀流」が求められそう。
◆マリナーズ(アリーグ)
大谷選手のMLB移籍時にも獲得に大変熱心だった球団。POを狙える上、投手とDHの継続が可能。同じ西海岸でもあり、また交換要員としての若手有望株も多いとされます。
◆メッツ(ナリーグ)
オーナーはメジャーで今最も資金力があるといわれる球団。投手陣ではデグロム投手が今オフ契約破棄の意向、シャーザー投手も23年オフにFAになるため先発再構築が必要。かつて大谷選手を獲得したエプラー氏が現GMでもあり、移籍最有力候補に挙がります。
◆ジャイアンツ(ナリーグ)
傘下マイナーの有望選手が潤沢ではなく交換要員がいないため、トレード可能性は小。ただ資金力はあり、今オフに獲得に動く可能性も。同じ西海岸で先発投手とDHの兼務ができるメリットもあります。

◆ドジャース(ナリーグ)
資金力潤沢な人気球団でFA獲得にも非常に積極的。POやワールドシリーズ常連の常勝軍団で本拠が同じロサンゼルスというのも魅力。先発陣の層が厚く、投手ではエンゼルスと同じような起用法が期待できます。一方野手としては外野守備が必要な場面もありそうです。


大谷翔平の移籍への海外の反応まとめ




出典:https://www.youtube.com/watch?v=DzOtbh25ifo
まとめ
わかりやすくまとめると
- MLBは8・3がトレード期限。大谷翔平移籍する?しない?
- 「エンゼルスはトレード否定」報道。大谷「代理人任せ」
- 11球団がオファーの説も。メッツ、マリナーズなど意欲的