五月晴れな日々が続き、気持ちが良い5月。
ふと空を見上げると、太陽の周りに虹色の光の輪っかが出来てる!!!
そんな現象を見たことがある人はいるでしょうか?
当記事では、空を見上げると時折みられる太陽の周りに輪っかができる現象の原因と、この現象は何のサインかについてまとめてみましたので、シェアしていきます。

太陽に輪っかができる現象とは
太陽の周りに虹のような輪っかが現れる現象を、ハロ・日暈(ひがさ)と言います。
「天からの幸運のメッセージ」などとも言われ、ハロを見ることができるとちょっとラッキーでレアな現象です。
<虹色のハロや環水平アーク出現>
今日の昼前、東北の一部で環水平アークが見られました。ちょうど晴れている地域と曇っている地域の境目の辺りに現れています。https://t.co/g2jqGsHEqW pic.twitter.com/YyijNyJ25R— ウェザーニュース (@wni_jp) May 9, 2022
太陽の回りに虹色の光が発生する現象は他にもあり、環天頂アーク、ラテラルアーク、幻日環などがあります。
あなたが見た光はどれでしょうか?
ハロはなぜ発生する?
太陽の周りに光の輪っかが現れる現象・ハロ。
ハロは、雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折してできる現象で、太陽が透けるくらいの薄い雲が太陽にかかった時に見られます。
様々な気象現象の中では、気をつけているとわりと見られる現象で、アークなどと比べるとレア度は低いようです。
とはいえ、太陽を囲むように丸い虹が見えるのは幻想的で、見ることが出来ると嬉しい気持ちになりますよね!

ハロは何のサイン?
光の屈折が原因で太陽の周りに光の輪っかがあらわれる現象のハロ。
どういう時にハロは発生するのでしょうか?
ハロは、お天気下り坂のサインといわれていて、低気圧や雨を降らせる前線が接近してくると湿った空気が薄い雲を作り、ハロを発生させます。
ハロを見れて嬉しい反面、ハロが発生するとお天気は崩れてしまうということなんですね。
反対にお天気が崩れそうな時を狙えばハロを見ることができるかも?!
今日21日(日)、新潟や東北周辺は日差しの届いているところが多くなっているものの、上空には薄雲が広がっています。このため、太陽の周りにハロやアークなど様々な虹色現象が出現しました。 pic.twitter.com/d3nM7h2rtg
— ウェザーニュースLiVE (@wni_live) November 21, 2021
まとめ
わかりやすくまとめると
- 太陽の周りに丸い虹のような輪っかが出来る現象をハロという。
- ハロは、太陽に薄い雲がかかった時に光が屈折し起きる現象。
- ハロはお天気下り坂のサイン!
太陽の周りに見える真ん丸な虹・ハロ。
実際に見ると幻想的でテンションが上がります。
ハロを見てみたい人は、午後からお天気が崩れそうな晴れた日に空を見上げてみるとハロを見ることが出来るかもしれませんよ!