2月3日は節分です。
節分には、豆まきや恵方巻きなど様々な文化がありますよね。
節分とは季節の始まりの日の前日を指し、季節の変わり目に生じるとされる邪気(鬼)を追い払うための行事とされています。
さて、皆さんは節分の日の文化の1つ、"ひいらぎいわし"ってご存知ですか?
当記事では、節分の文化の1つであるひいらぎいわしの実態や飾る理由について調べてみましたので、シェアしていきます。

節分の日にひいらぎいわし
節分の日の文化の1つである"ひいらぎいわし"
"ひいらぎいわし"とは一体どういったものなのでしょうか。
柊鰯とは
ひいらぎいわしとは、魔除けを理由として使われるものです。
柊の小枝と焼いた鰯の頭を挿したもので、西日本では、やいかがし(焼嗅)、やっかがし、やいくさし、やきさし、とも呼ばれています。
日本各地に広く見られる文化だそうですが、昨今は恵方巻きに
文化におされて知らないという人も多いようです。
地域
現在でもひいらぎいわしを飾る地域は、
東北:青森、福島
東海:岐阜、愛知、静岡
関東:東京、埼玉、千葉、栃木、群馬
関西:京都、大阪、奈良
西日本:岡山、広島
となっています。
上に挙げた地域の中でもひいらぎいわしを飾る地域は奈良が特に多いそうです。
⛩月詣御朱印⛩
2月(如月)月詣御朱印になります。
柊鰯(ひいらぎいわし)をイメージ。
立春より「はるもうで」印が押されます。 pic.twitter.com/V7vtVnTWoo— 富里鎮守 香取神社 (@tomisatokatori) January 24, 2022
ひいらぎいわしを飾る理由
ひいらぎいわしは節分の日に魔除けとして使われますが、何故ひいらぎといわしなのかの理由について解説します。
ひいらぎいわしに何故柊を用いるかというと、ひいらぎの葉は棘があることから棘が鬼の目を刺すと言われています。
鰯を使用する理由は、塩鰯を焼く臭いや煙を鬼が嫌がり近寄らないと言う説と、鰯の臭いで鬼を誘き寄せ、柊の棘で鬼の目をさすという説があります。

節分の日にひいらぎいわしSNSまとめ
節分の日に魔除けを理由に飾られるというひいらぎいわし。
SNSでひいらぎいわしについて検索してみると、リアルなひいらぎいわしについての情報が分かりました!

【材料】鰯の頭1つ、柊の枝1本
【作り方】鰯の頭をこんがりと焼き、柊の枝に鰯の頭を刺します。
鰯の生臭い臭いと柊の痛いトゲが鬼の苦手なものなので、出来上がった柊鰯は、玄関先に飾り鬼退治しましょう✳︎
今はあまり見なくなりましたが、日本の伝統文化ですね。

明日はこれを見本に娘と作ります
おまけでプチ柊鰯も作ってみた。

梅の花、柊鰯、福豆、鬼面、鬼のパンツは良いパンツ、半纏、藁靴…
めっちゃ楽しかった

まとめ
わかりやすくまとめると
- 節分の日のアイテムの1つである"ひいらぎいわし"は、柊に焼いた鰯の頭を刺したもの
- ひいらぎいわしは魔除けを理由に飾られる
- 全国各地でみられる文化だが、奈良県ではひいらぎいわしを飾る家が特に多いよう。
魔除けアイテムだという"ひいらぎいわし"興味深いですね!
ひいらぎいわしを初めて知ったという人は、今年の節分に作ってみてはいかがでしょうか。