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センバツと甲子園の違いを分かりやすく7つのポイントで解説

第94回センバツ高校野球が3月18日に開幕します。すでに「選抜の仕方がおかしい!」など数々の話題を呼んでいますが、開幕前に、さらに楽しむ方法を考えてみましょう。

センバツを夏の甲子園と比較してみると意外な発見があります!

センバツと夏の甲子園の違いを分かりやすく7つのポイントで解説してゆきましょう。

出場校の決め方だけやと思ってたけど、ちゃうの?

センバツと甲子園の違い7つのポイント

春のセンバツと夏の甲子園の違いを7つのポイントに分けて説明します。

正式名称・呼び方

センバツの正式名称は、選抜高等学校野球大会で「春の甲子園」「春の高校野球」「春の選抜」「選抜」「センバツ高校野球」とも呼ばれています。
1924年(第1回大会)に始まり、今年が、第94回大会となります。1925年(第2回大会)以降、甲子園で開催するようになりました。


甲子園の正式名称は、全国高等学校野球選手権大会で、「夏の甲子園」「夏の高校野球」「夏の選手権」「甲子園」などと呼ばれています。

センバツより一歩早く、1915年(第1回大会)に、 全国中等学校優勝野球大会として始まり、1924年(第10回大会)以降、阪神甲子園球場で開催されています。

主催者が違う

センバツの主催者は、毎日新聞社と日本高等学校野球連盟(高野連)に対し、夏の甲子園の主催者は、朝日新聞社と日本高等学校野球連盟(高野連)です。

従って、それぞれの試合の取り上げ方も、毎日新聞と朝日新聞で違ってきます。
なお、読売新聞社は、アマチュア野球を主催する毎日新聞と朝日新聞に対抗し、1931年の米国プロ野球団を招待した日米野球を端緒とし、巨人軍の創設、プロ野球の大日本東京野球倶楽部の設立へと舵を切ります。

出場校の選び方

出場校の選び方に、センバツと甲子園の最も大きな違い、特色があります。

センバツは、秋に行われる各都道府県大会の成績を考慮したうえで選考委員会が、試合成績ならびに実力など、その試合内容を参考資料の一つにして以下の地区ごとに、出場校を選抜します(一般選抜)。
つまり、センバツには予選はありません

北海道、東北、関東、東京、東海、北信越、近畿、中国、四国、九州のそれぞれに定められた枠数に従い出場校がきまります。

さらに、センバツには「特別枠」があります。
「神宮大会枠」:東京地区と全国9地区で開催された秋季地区大会の勝者が集う明治神宮野球大会の優勝校が所属する地区に1枠を割り当てられます。
今年は、優勝校である大阪桐蔭高校が近畿地区で順当に選ばれています。

「21世紀枠」:地域大会の上位校には惜しくも入れなかったものの、ここ数年で実力をつけている学校が出場できます。
「21世紀枠」は、野球の実力だけではなく文武両道や地域貢献に力を入れていたり、災害や練習環境のハンディを乗り越えていたりといくつかの選考ポイントをクリアした学校が3枠選ばれます。
2022年の春のセンバツの3枠は、只見(福島)、丹生(福井)、大分舞鶴(大分)の3校でいずれも初出場です。

なお、一般選抜で、東海地区では、去年秋の東海大会でベスト4だった岐阜の大垣日大高校が選ばれ、準優勝だった静岡の聖隷クリストファー高校が選出されなかったことが物議を醸しました。

夏の甲子園にはないセンバツの特有の事件です。

夏の甲子園 本大会の出場校は6月中旬から7月下旬にかけて行う地方大会で決められ各都道府県大会で優勝した代表校がそのまま全国大会に出場します。

5年に1度は記念大会として実施されており、記念大会では1回限りで枠の増値が行われています。例えば、第100回(2018年)2代表選出の6府県に加えて福岡県からも2代表が選出されました。

試合方式は本大会と同じく、ともにすべてノックアウトトーナメントであり、優勝校が代表校として本大会に出場できます。全地方大会の出場校数は4,000校前後です。

試合の組み合わせ

センバツは、一堂に会する開幕前の抽選会で、決勝戦までの“すべて”の組み合わせと試合日程を決定します。
一方、夏の甲子園では、開幕前の抽選会で決めるのは、“準々決勝”までの組み合わせと試合日程で、準々決勝以降は勝ち上がった学校で再度抽選をして決勝戦までの日程を改めて決めていきます

従って、センバツの方が、各ブロックの勝敗やそれぞれの組み合わせの予想を立てるという楽しみ方ができます。

開催時期・日程

センバツは毎年3月下旬から4月上旬に開催されており、春のセンバツと呼ばれる所以です。
特に、春の遅い東北や北海道のチームが雪で練習ができないというハンデがあります。
そのためもあり、「21世紀枠」の存在があります。

夏の甲子園は、毎年8月、天候に恵まれることも多い季節でしたが、近年温暖化の影響で、酷暑となる年も増え、球児への健康面で、試合の間隔など考慮が必要になってきました。

優勝旗の色

センバツの優勝旗の色は紫紺です。優勝旗は紫紺色のため「紫紺の大優勝旗」と呼ばれている。

夏の甲子園の優勝旗の色は深紅です。優勝旗は深紅色のため「深紅の大優勝旗」

開会式

選手宣誓

センバツでは、選手宣誓は出場校全校の主将によるくじ引きで決定する。
一方夏の甲子園では、原則として立候補制としており、組み合わせ抽選会において選手宣誓を希望する主将の中から抽選で選ぶことになっています。

プラカード

センバツでは各校の生徒がプラカードを持っているのに対し、夏の甲子園では、西宮市立西宮高等学校の女子生徒が国旗、大会旗とともに、代表校のプラカードを持っている。

選手退場

センバツでは、選手達は一塁側から3校ずつ駆け足で退場するのに対し、夏の甲子園では駆け足をしない。

甲子園の近くに住んでたのに、こんなにぎょうさん違いがあるなんてぜんぜん知らんかった!

まとめ

わかりやすくまとめると

  • センバツと甲子園の違いを7つのポイントに絞って分かりやすく解説した
  • 最大の違いは出場校の選び方にある
  • 選手宣誓者の決め方、試合の組み合わせ抽選の時期など意外な違いがある
これで今年の春夏高校野球がうんと楽しめるで!

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