玉ねぎの値段が急騰しています。多くの食材に使われている玉ねぎが高騰すると、日々の食事に大打撃です。
玉ねぎまでなぜ高いのか?理由を探り、代替え食材を考えてみましょう。

玉ねぎまでなぜ高い
物価高騰の4月玉ねぎまでなぜ高くなったのでしょう?
すでに、ロシア制裁、円安によるガソリン代の値上がり、ウクライナ侵攻により、小麦の不足、庶民の食卓を大きく直撃しています。
これ以上の異常事態は勘弁してほしい所です。
玉ねぎが平年の2倍
玉ねぎがとんでもない値段に、値上がりしています。今年初めに、農水省などがすでにその予想を発表していました。
以下2022年4月中旬に農水省発表の動向調査を見れば、以下のように約2倍となります。
2022年4月11日(11日~13日)の調査結果…全国平均(単位:円/kg)、平年比とは過去5か年の平均価格と比較
品目 | 価格 | 平年比 |
---|---|---|
たまねぎ | 490円 | 1.91 |
ばれいしょ(じゃがいも) | 522円 | 1.26 |
レタス | 450円 | 1.09 |
キャベツ | 204円 | 1.06 |
きゅうり | 526円 | 1 |
トマト | 668円 | 0.99 |
ネギ | 580円 | 0.96 |
にんじん | 370円 | 0.85 |
高騰の理由
産地の夏の干ばつ
一大産地である北海道が干ばつの影響を受け、収穫量が激減した。
干ばつは、生育に影響し、サイズも小振りになってしまった。
貯蔵方法の影響
玉ねぎは収穫したものを大量に貯蔵して、小出しに出荷するので、北海道が不作だと、長期にわたって、玉ねぎの高騰が続く。
佐賀県産の供給遅れ
例年ですと、貯蔵の北海道産が終わるころに、生産量2位の佐賀県産がでてきてうまくつなげるのですが、今年は、3月の佐賀県の低温乾燥により、「生育は1週間から10日ほど遅れている」ため、供給が遅れて、高騰に輪をかけた。
輸入品が不安定
輸入価格は昨年9月の1キロ50円から急上昇。12月は前年比3割高の70円で、年明け後も高値が続いている。
米国産も干ばつや物流遅滞で代替できず、ニュージーランド、中国の雲南省ともに入荷は少ない見通しで、当面高値は解消しないよう。
玉ねぎの代わりに安いものは?
3月の農水省の調査発表を見ると、やはりジャガイモ、玉ねぎが高騰しています。
・生育状況は3月にお天気が回復したので、比較的安定したものに、ニンジン、白菜、キャベツ、レタス、ピーマン、ほうれんそう、キュウリ、ナスとありますので、工夫次第では家庭の食卓へのダメージを減らすことができます。
例えば、カレーをやめて、鍋物とか。
・特に、飲食店など、直接打撃を受ける職種に関しては、中国産の玉ねぎ。
ひところよりはかなり良質の玉ねぎが輸入されている卸業者もいますので、いろいろ、卸業者を試してみてはいかがでしょうか。
・もともと安い具材を使う。
価格は上がっていても、もともと安いので、代替えに使うのもよいかと。
もやし、キャベツ、白菜、大根、ニンジン、豆類、大豆加工食品も。

玉ねぎ高い!SNSの反応




天ぷらが食べれなくなる日が来てしまいそうですね💦
いつもシェアありがとうございます🙇♀️
まとめ
わかりやすくまとめると
- 玉ねぎ高騰は北海道の不作など4つの理由によります。
- 代替え食材を考えれば、この困難を乗り切れるかもしれないが、長引きそう。
- SNSから読み取れるのはいかに玉ねぎを使う料理が多いか。みんな悪戦苦闘している姿が目に見えるようです。

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