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ノーノー多いのはなぜ?2022年投高打低はボールに原因?

シーズン半ばにもかかわらずオリックスの山本由伸投手が今シーズン4人目となるノーヒットノーランを達成しました。4人は79年ぶりとなります。

今年のシーズンノーノーが多いのはなぜなのでしょう?2022年投高打低の3つの原因を挙げました。

こんなに次から次と出るなんて想像できんかった

ノーノー多いのはなぜ?

今シーズンノーノー多いのはなぜかを探ってゆきます。

2022年未遂も含めるとどれだけに!

セパ合わせて、776試合を消化した時点(6月18日)で、ノーノーを4投手が達成しました。
これまでのNPBの歴史のなかで、3人以上ノーノーが出たシーズンは、今シーズンも合わせて、14回となります。

達成数投手(回目/全達成回数)
19373沢村栄治 (2/3),スタルヒン,石田光彦(1/2)
19405亀田忠 (1/2)浅野勝三郎,沢村栄治 (3/3),三輪八郎,石田光彦 (2/2)
19413亀田忠 (2)中尾輝三 (2)森弘太郎
19434天保義夫,藤本英雄 (1/2,)別所昭,石丸進一
19523林義一,真田重蔵 (2,)大友工,山下登
19553杉下茂,大津守,武智文雄
19663佐々木吉郎,田中勉,清俊彦
19683城之内邦雄,鈴木啓示 (1/2),外木場義郎 (2/3)
19703渡辺秀武,鬼頭洋,佐々木宏一郎
19713藤本和宏,高橋善正鈴木啓示 (2)
19733高橋直樹,江夏豊,八木沢荘六
19953西崎幸広佐藤義則テリー・ブロス
20123前田健太,杉内俊哉,西勇輝
20224佐々木朗希,東浜巨,今永昇太,山本由伸
今シーズンは、ロッテの佐々木朗希投手による完全試合を皮切りに、ソフトバンクの東浜巨投手、DeNAの今永昇太投手そして、今回のオリックスの山本由伸投手です。

さらに、中日の大野雄大投手のように、5月6日の阪神戦で10回2死まで一人の走者も出さない完全投球を披露しながら、佐藤輝に二塁打を浴び完全試合を逃す“完全未遂”もありました。
佐々木朗投手は、4月17日の日本ハム戦でも8回まで完全、14三振を奪う快投で交代しなければ、2試合連続での完全試合かとまで、言われました。

約45%消化した時点で、ノーノー4人ですので、この調子だとシーズン末には、倍増の8人達成も現実的に見えてきます。

過去で一番多かった年は?

1940年の亀田忠 (1/2)、浅野勝三郎、沢村栄治 (3/3)、三輪八郎、石田光彦 (2/2)による5名が一番多かった年になります。
これを達成すると82年ぶりということになります(回目/総回数)。
この年の特徴は、その後も含め、複数回達成した投手が3名含まれるということで、決して偶然とは考えられないという点です。
沢村賞として有名な沢村栄治投手はこの年が3回目のノーノー達成でした。

2022年投高打低が多い理由

1936年の日本のプロ野球発足から、シーズンごとのノーノー数の推移をみてみましょう。

1980年までは、ノーノー3回も珍しくなく、5回4回もありましたが、1980年以降2021年までは、3回が2回で、0回が20シーズン以上と明らかに打高投低の傾向がありました。

ボールの特性が変わった

NPBでは、ボールの特性をめぐる事件が2度起きています。
反発力はホームラン数に顕著に反映されます。
2001年から2005年に、ラビットボールを使用していたシーズンは、ホームラン数が、1802、1695、1987、1994、1747と平均1845でしたが、前後の2000年は、1571、2005年は1453と明らかな差が出ています。
もう一つは2011年の公式統一球低反発ボールの導入事件で、ここでもホームラン数は、2010年の1605から939、881と激減しました。
また、2012年には、今シーズン前のノーノー3回である前田健太,杉内俊哉,西勇輝によるノーノーが達成されました。

今シーズンの45%消化した時点での両リーグ合わせたホームラン数は532本で、このまま行くと、1176本となり、昨シーズンの1449本を大きく下回ります
2020年の米大リーグは4月の開幕から約2カ月でノーヒットノーランが続出する「異変」が起こったが、「飛ばないボール」により、投高打低が加速した結果だと言われました。

NPBで公式ボールを変えたという発表はシーズン前にはありませんでしたが、唯一公開されているのは以下です。

ミズノは、一般社団法人日本野球機構(NPB)に供給する統一試合球の包装資材に湿気(水分)と光からボールを守る『GL BARRIER(ジーエル バリア)』を2022年シーズンから採用すると発表した。
統一試合球の梱包は、保管時の温度、湿度の影響を最小限にし、紫外線の影響による変色を防ぐため、アルミ箔と透明フィルムの2つの包装資材で保護していた。
包装資材に『GL BARRIER』を採用することで、従来のアルミ箔を使用せずに同等以上の状態でボールを保護することができるという。

影響は不明ですが、これまでとまったく同じ状態でない可能性はあるのではと思えます。

最年少で佐々木朗希が達成した影響

シーズン早々に、最年少で佐々木朗希が完全試合を達成し、大きなインパクトを野球界に与えました。
もちろん各球団の主力投手への影響は大きかったと思われます。
陸上100m短距離走で、長年破れず日本陸上界の壁と言われていた10秒を一人の選手が切ると、次々と9秒台を出すランナーが出てきたのと同じだと評するかたもいます。
最年少投手が限界を破ったなら、自分にもできるはずと思った有力投手が次々出ても不思議ではありません。

投高打低が極まった

投手のレベルが上がってきた
先発投手で150キロを投げ、抑えは160キロ近くを投げるのが当たり前になりました。
特に、パでは「投高打低」の傾向がより顕著に出ています。
パリーグ 防御率1.0台の投手 山本由伸(オ) 佐々木朗希ら5名
打率3割の打者 松本剛(日)、今宮健太(ソ)の2名
セリーグ 防御率1.0台の投手 青柳晃洋、西勇輝(神)の2名
打率3割の打者  佐野恵太(デ)ら3名

投手は最新機器を駆使して、ボールのスピン量や角度を分析しやすく、自分の投球を改善しやすいようです。
また、今季は多くのチームがレギュラーを入れ替えている時期と重なっており、打てなくても我慢強く若手打者を使っていくという流れがあります。

今永昇太(DeNA)のノーノーも日本ハム相手やで!

ノーノー多い!SNSの反応

ノーノー多い
ボールがあれなのか
パリーグの打者があれなのか
引用:https://twitter.com/nextlegengo/status/1538066394667175936
たしかに昔は140キロ台が普通で150出たら「おー!」って感じだったけど、今は140前半だと遅い部類だもんなぁ。別に球の速さだけじゃないけど、去年札幌で見た藤浪→スアレスの圧倒的な速さは桁違いだったな。
引用:https://twitter.com/th19880524/status/1538326188409917440
たいした技術もなく状況無視、なんとかの一つ覚えでファーストストライクに手を出すのが流行してるのも、今季ノーノーが多い一因なんじゃなかろうか
引用:https://twitter.com/ichi_one/status/1538314073666125824
ノーノー多いけど全部パリーグ相手なんだよな
引用:https://twitter.com/null_type26/status/1538317052129124352

まとめ

わかりやすくまとめると

  • ノーノー多いについて、ボールの特性変化など3つの原因を推定した
  • 1936年発足以降のNPBのノーノーの歴史を振り返った
  • ノーノー多い原因についてSNS上で、様々な意見が
打が復活するのはいつになるんやろ?

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