夏36勝、過去2度の優勝を誇り、松坂大輔、筒香嘉智など数多くの有名プロ野球選手を輩出している横浜が、宿敵東海大相模をサヨナラ で、下して甲子園出場を決めました。
横浜高校甲子園2022出身中学メンバー一覧するとともに、渡辺元智監督黄金時代の復活へ歩み始めるかを探ってゆきます。

横浜高校甲子園2022出身中学メンバー一覧
横浜高校甲子園2022出身中学メンバーの一覧は以下となります。
番 | 選手名 | ポジション | 学年 | 出身中学 | 中学所属 | 投/打 |
1 | 杉山 遥希 | 投手 | 2 | 東京 篠崎中学 | 東京城南ボーイズ | 左/左 |
2 | 玉城 陽希 | 捕手 | 3 | 神奈川 潮田中学 | 中本牧シニア | 右/右 |
3 | 小森 拓人 | 内野手 | 1 | 大阪 貝塚第三中学 | 忠岡ボーイズ | 右/左 |
4 | 峯 大翔 | 内野手 | 1 | 佐賀 思斉館中学 | 佐賀ビクトリー | 右/左 |
5 | 板倉 寛多 | 内野手 | 3 | 神奈川 金沢中学 | 戸塚シニア | 右/右 |
6 | 緒方 漣 | 内野手 | 2 | 神奈川 川中島中学 | オセアン横浜ヤング | 右/右 |
7 | 大坂 啓斗 | 外野手 | 3 | 神奈川 中川中学 | 横浜青葉シニア | 右/右 |
8 | 萩 宗久 | 外野手 | 2 | 岐阜 坂本中学 | 瀬戸シニア | 右/右 |
9 | 岸本 一心 | 外野手 | 3 | 静岡 富士南中学 | 静岡裾野シニア | 右/左 |
10 | 山崎 隆之介 | 内野手 | 2 | 東京 赤塚第二中学 | 東京城南ボーイズ | 右/左 |
11 | 鈴木 楓汰 | 投手 | 2 | 茨城 土浦第四中学 | 筑波ボーイズ | 右/右 |
12 | 田高 康成 | 投手 | 3 | 神奈川 武山中学 | 中本牧シニア | 右/右 |
13 | 椎木 卿五 | 捕手 | 1 | 千葉 船橋旭中学 | 京葉ボーイズ | 右/右 |
14 | 鉾丸 蒼太 | 内野手 | 3 | 神奈川 大野南中学 | ? | 右/左 |
15 | 佐竹 綱義 | 投手 | 3 | 神奈川 寺尾中学 | 横浜都筑シニア | 左/左 |
16 | 千明 蒼太 | 内野手 | 3 | 神奈川 鷹取中学 | 戸塚シニア | 右/右 |
17 | 八木田 翁雅 | 外野手 | 3 | 熊本 植木北中学 | 熊本中央ボーイズ | 右/右 |
18 | 三村 健太郎 | 内野手 | 3 | 神奈川 日吉中学 | 横浜青葉ボーイズ | 右/右 |
19 | 金刺 武蔵 | 内野手 | 2 | 静岡 修善寺中学 | 静岡裾野シニア | 右/右 |
20 | 橋本 翔馬 | 捕手 | 2 | 神奈川 岡村中学 | 横浜南シニア | ? |
出身中学は、半分の10名が地元神奈川ですが、九州、関西、東海など全国に散らばっています。
※なお、夏の甲子園登録選手は発表され次第修正します。現在は発表前の登録メンバーとなります。
注目選手
杉山遥希
MAX140kmのストレートとスライダー、カーブ、チェンジアップを投げ分ける左腕です。1年生の昨夏も甲子園にエースナンバーで、登板しました。
神奈川大会では、
2回戦 10-0 生田東
3回戦 8-0 平塚江南
4回戦 9-0 茅ヶ崎西浜
5回戦 4-2 横浜隼人
準々決 8-1 藤沢翔陵
準決 11-1 立花学園
決勝 1‐0 東海大相模
と横浜は、相手チームを2点以下に抑えるなど、守りの強い投手力の中心となっています。
緒方漣
1年春より遊撃手を務める身体能力の高い選手。軽快な動きで、しなや
かなグラブ捌きを見せます。
リードオフマンとして1番を務め、2021夏の甲子園1回戦の広島新庄高戦で
2点差を追っての9回2死1・3塁の場面で逆転サヨナラ3ランを打つなど、勝負強さがあります。

横浜高校に黄金時代の復活はあるのか
渡辺元智氏が、1968年の秋、24歳で監督に就任し、2015年夏の大会でもって監督を退任するまで、横浜高校は
1980年8月22日 第62回全国高等学校野球選手権大会で初優勝を達成。
1998年4月 第70回選抜高等学校野球大会で2度目の優勝を達成。
1998年8月 第80回全国高等学校野球選手権大会で2度目の優勝・史上5校目の春夏連覇達成。
2006年4月 第78回選抜高等学校野球大会で3度目の優勝達成。
1970年代から2000年代までの全ての年代で全国制覇を達成した唯一の監督となるなど横浜の黄金時代を築きました。
その間、プロ野球選手となって、タイトルを獲得、または表彰を受けた選手だけでも以下の面々となります。
1972年度卒
・青木実(元ヤクルトスワローズ)
1977年度卒
・中田良弘(元阪神タイガース)
1978年度卒
・吉田博之(元福岡ダイエーホークス→元阪神タイガース)
1980年度卒
・愛甲猛(元千葉ロッテマリーンズ→元中日ドラゴンズ) - 横浜高校初の選手権大会優勝投手
1987年度卒
・高橋建(元広島東洋カープ→元ニューヨーク・メッツ→広島東洋カープ)
1990年度卒
・鈴木尚典(元横浜ベイスターズ)
1994年度卒
・多村仁志(元横浜ベイスターズ→元福岡ソフトバンクホークス→元横浜DeNAベイスターズ→元中日ドラゴンズ)
1995年度卒
・横山道哉(元横浜ベイスターズ→元北海道日本ハムファイターズ→元横浜ベイスターズ)
1996年度卒
・阿部真宏(元大阪近鉄バファローズ→元オリックス・バファローズ→埼玉西武ライオンズ)
1998年度卒
・松坂大輔(元西武ライオンズ→元ボストン・レッドソックス→元ニューヨーク・メッツ→元福岡ソフトバンクホークス→元中日ドラゴンズ→元埼玉西武ライオンズ) - 史上5校目の春夏連覇優勝投手
2003年度卒
・荒波翔(元横浜DeNAベイスターズ)
・成瀬善久(元千葉ロッテマリーンズ→元東京ヤクルトスワローズ、元オリックス・バファローズ、栃木ゴールデンブレーブス)
2004年度卒
・涌井秀章(元埼玉西武ライオンズ→基づく千葉ロッテマリーンズ→東北楽天ゴールデンイーグルス)
2009年度卒
・筒香嘉智(元横浜DeNAベイスターズ→元タンパベイ・レイズ→元ロサンゼルス・ドジャース→ピッツバーグ・パイレーツ)
2011年度卒
・近藤健介(北海道日本ハムファイターズ)
2012年度卒
・柳裕也(中日ドラゴンズ)
ところが、渡辺元智監督の退任以降は、2015年に平田徹監督が就任した以降は、次のような成績となっています。
2015年 春夏出場なし。
2016年 夏2回戦敗退
2017年 夏1回戦敗退
2018年 夏3回戦敗退
2019年 春1回戦敗退
そして、2019年9月 監督・部長による暴言、暴力が発覚。平田徹監督・金子雅部長は解任となり、2020年4月より村田浩明が監督に就任しました。
2020年 春夏出場なし。
2021年 夏2回戦で智弁学園に敗退。
2022年 夏、黄金時代の礎が築けるか注目です。

横浜高校甲子園2022年SNSの評価は?

横浜高校(県大会)優勝\(^o^)/→全国大会出場
横浜隼人女子野球部(甲子園大会)優勝\(^o^)/
ということは
【横浜DeNAベイスターズ】
優勝でしょう\(^o^)/うぇーい
(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

名伯楽も「最低でも甲子園で2勝できる」と太鼓判
臨時コーチとして同校に復帰し、連日指導にあたっている小倉清一郎氏

去年秋はコロナで辞退したり、楽しいことより辛いことの方が多かったと思う。
だから本当に嬉しい!まだみんなの夏が続くことが嬉しい!みんなが甲子園に行けることが嬉しい!

まとめ
わかりやすくまとめると
- 横浜高校甲子園2022出身中学メンバー一覧し、注目の2選手を挙げた
- 横浜高校の栄光と苦難の歴史を振り返り、この夏が渡辺元智監督黄金時代の復活への礎となるかを見た
- 今年は、神奈川の社会人野球、女子野球部が優勝しており、横浜の全国優勝への期待がかかる

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