北京五輪

ワリエワのコーチの経歴は?責任問題どうなる?エテリ・トゥトベリーゼへの海外の反応

ドーピング疑惑の渦中にあるワリエワは、CASによる、暫定的資格停止処分の解除が認められ、シングルのSPで、1位となり、その実力を発揮しました。但しIOCは、最終的に資格停止となり、メダルはく奪の事態に備え、3位以内となっても北京五輪での表彰式は行わないと公表しています。

ワリエワのコーチのエテリ・トゥトベリーゼの経歴や今回の騒動での責任問題について明らかにしてゆきます。

エテリ・トゥトベリーゼへの海外の評判はどうなのでしょう?

その厳しさで氷の女とか言われているんやって

ワリエワのコーチの経歴

ワリエワのコーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏の経歴から見てゆきましょう。

1974年2月24日にソ連時代のモスクワで生まれた47歳。元々はシングル選手だが、20歳の時のオクラホマシティでテロ事件に巻き込まれ、背中の怪我で現役引退し、テキサスの都市サン・アントニアで、コーチの技術を身に着けてゆく。
1990年代後半、新生ロシアに戻り、努力を重ねて、コーチとして、約10年の試練の時を、潜り抜けた。
2008年、モスクワのアイスリンク「フルスターリヌィ」でコーチとしての職に着いた。
コーチ2シーズン目に、教え子のポリーナ・シェレペンがジュニアの大会で優勝し、エテリのコーチとしての最初の実績が認めらた。
その後、ユリア・リプニツカヤが勝利を続けて収め、2014年のソチオリンピックの団体戦で金メダルを獲得しました。
2018年の平昌冬季五輪では、ザギトワが金メダル、メドベージェワが銀メダルと教え子が1,2位を制しました。
そして、ジュニアで活躍していたトルソワシェルバコワコストルナヤといった選手たちを、「勝つためには、難易度をあげなければならない」と、4回転、3回転半(トリプルアクセル)の挑戦させて鍛え上げ、トルソワ、シェルバコワに、さらに若い教え子ワリエワの3選手をROC代表として、北京に送り込んだのです。

育てた選手の一覧

選手名(エリナのコーチ期間)実績
ポリーナ・シェレペン(2000年 -2012年)ISUジュニアグランプリ クールシュヴェル(クールシュヴェル)優勝(2010年8月)
ユリア・リプニツカヤ(2009年 - 2015年)ソチ冬季五輪(2014年)団体 金メダル、世界選手権(2014年)銀メダル
アディアン・ピトキーエフ(2010年 - 2016年)2015-2016シーズン、ロステレコム杯銀メダル
エフゲニア・メドベージェワ(2007年 - 2018年、2020年 - )平昌冬季五輪銀メダル(2018年)世界選手権2連覇(2016年-2017年)
アリーナ・ザギトワ(2015年 - )平昌冬季五輪金メダル(2018年)世界選手権優勝(2019年)
アンナ・シェルバコワ(2013年 - )北京冬季五輪代表(2022年)
アレクサンドラ・トゥルソワ(2016年 - 2020年、2021年 - )北京冬季五輪代表(2022年)
アリョーナ・コストルナヤ(2017年 - 2020年、 2021年 - )欧州選手権(2020年)金メダル
カミラ・ワリエワ(2018年 - )北京冬季五輪代表(2022年)

 

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ROCによる表彰台独占も夢でないというところまで来ていました。
なお、2020年のISUが選ぶ最高のコーチに選ばれ、現在フィギュアスケートのコーチとして、世界で最も評価され、有名となっています。

ただし、表彰台がほとんどエテリ・トゥトベリーゼ門下生に占領されてしまうため、他のコーチ達から冷ややかな目で見られています。

エテリ・トゥトベリーゼの責任問題

経過

ワリエワは、ジュニア以前2018/19シーズンよりエテリ・トゥトベリーゼをコーチにしました。
2019/2020シーズンからジュニアに上がりクールシュヴェル杯で優勝。
2020年12月のロシア国内選手権では、4回転トゥループ2本を成功させて、アンナ・シェルバコワに次ぐ銀メダルを得た。
2021/2022シーズンからシニアにあがり、2021 CS フィンランディアトロフィーで、世界最高得点で優勝。
GPSカナダ大会でも優勝。
周りの選手から「絶望」と呼ばれるほどの強さを発揮しました。
2021年12月25日 ロシアフィギュアスケート選手権大会(ロシア・サンクトペテルブルク)て、ロシアのアンチ・ドーピング機構(RUSADA)の試験機関でワリエワの検体を収集される。
2022年2月8日 WADA認定研究所(スウェーデン・ストックホルム)は、検体が禁止物質トリメタジジンを含むとの分析結果を報告しました。
RUSADAにより、ワリエワは即時の暫定的資格停止処分を受けました。
2022年2月9日にワリエワ側がRUSADA懲戒アンチドーピング委員会に対し、暫定的停止の処置に異議を唱え審問の結果、ワリエワの暫定的停止を解除することを決定しました。
IOCが、RUSADAの暫定的停止を解除に対し、CAS(スポーツ仲裁裁判所)に上訴した。
2022年2月14日 CASは、IOCの上訴を却下した。
IOCは、出場は認めるが、ROC金メダルの混合団体の表彰式、シングルでワリエワが3位以内となった場合の表彰式は、処分の最終結論が出ていないので、行わないと発表した。
2022年2月15日 ワリエワ北京五輪シングルのSPに出場し、1位となった。

責任問題どうなる?

エテリ・トゥトベリーゼの指導法
厳しい指導法で、評判である。
それぞれの教え子に等しいチャンスを与え、苦しい練習をさせつつ、教え子同士で競争させる
皆、毎日、自分のプログラムを演技し、どんなに疲れても、トレーニングを重ねる。スケーティング、振り付け、ストレッチ、室内トレーニング。どんなチャンピオンにも特権はない。
「勝つためには、難易度をあげなければならない」と女子フィギュア界に、高難度の回転数の多いジャンプを組み込まなければ勝てないレベルにした。

エテリ・トゥトベリーゼへの批判

傲慢で、自惚れ、プレスと親しくせず、批判に対してはトゲのある物言いをし、教え子が別のコーチの元に移ることを、露骨に嫌がる。さらに、指導する選手の幅をますます広げ、女子シングル、男子シングルに加えて、最近ではペアの指導をも行うようになっています。

もし、意図的なドーピングが明らかとなれば、とても15歳のワリエワが一人でできることではなく、周りの最も近い大人が関与していると推測される可能性があります。

また、コーチが知らなくても、そこまで、ワリエワを追い込んだ責任は免れません。

この状況下でもSP1位取るんやからどれだけ鍛えているか!

エテリ・トゥトベリーゼの海外の反応

(ワシントンポスト抄訳)

エテリ・トゥトベリーゼがワリエワの禁止薬テストに陽性となることに関与したという直接的な証拠はありませんが、ロシアの戦術に精通している人たちには、ワリエワのコーチの関与なしに違反が起こった可能性は低く、潜在的には、より強力な人物の存在があります。

元麻薬取締局捜査官で、以前ロシアの国家主導のドーピングを調査するためにWADAに雇われた会社5 Stones IntelligenceのCEO、David Tinsley氏は、ロシアのオリンピックコーチはしばしば国の諜報機関によって直接コントロールされていると述べています。その背景には、"国家のために失敗は許されない "という意図があります。"

2014年、リプニツカヤがロシアを団体戦の金メダルに導き、その柔軟性、芸術性、スピンで世界を魅了した後、そのパフォーマンスでプーチンからハグとキスを受けました。そして2018年の平昌オリンピックでは、トゥトベリーゼの指導する選手たちが金と銀メダルを獲得し、プーチンはクレムリンで行われた式典でトゥトベリーゼに勲章を授与した。

エテリ・トゥトベリーゼも、「もう疲れた。と泣き言を言ってはいけないということです」。「そして、国際大会に選ばれて派遣されるときには、ジャケットを着ることになる。その背中には "ロシア "と書いてある。もしあなたが、ロシアが世界に送り出す最高の選手であるべきなら、「今日は疲れた」と、悪い態度で氷上に出ることはできません。それでは、最高のスケーティングをして、ロシア国民が期待するような代表となる気分にはなれません」。と述べています。

エテリ・トゥトベリーゼの姿勢がスケーターとこのスポーツを新たな高みへと押し上げた。今大会のトゥトベリーゼの3選手は全員、空中で4回転する4回転ジャンプを跳びますが、これはオリンピックの他の女子スケーターが挑戦しない技です。そのため、プログラムの難易度が格段に上がり、たとえ失敗しても上位に食い込むことができる。

しかし、ライバルや関係者の間では、彼女の教え子たちのキャリアが短いこと、集中的なトレーニングの結果、燃え尽き症候群や長期的な怪我に悩まされることを懸念する声もあり、彼女の戦術には賛否両論があります。

「ロシアのコーチの多くは、4年ごとにオリンピックチャンピオンを生み出すことが彼らの使命なのです」「彼らは、スケーターの選抜に異なるシステムを持っていると、2度にわたってアメリカオリンピックチームのコーチを務めたオードリー・ワイシガー氏は言っています。

(男子シングル)アディアン・ピトキーエフ、そしてもちろんエテリ・トゥトベリーゼについて話す必要があります。 2016年のロステレコム杯で、エテリはモルヒネをいっぱいのこの少年に打ち、タイトルを争うことができました。彼女は彼を凧の高みまで競争させ、大変な重傷を負わせた。その結果、彼は最初のジャンプで崩れ落ちました(慢性的な腰の怪我を理由に2017年引退)。
引用:https://twitter.com/velouriann/status/1492076449515585538
エテリ・トゥトベリーゼとSambo70のチームには、スケーターの健康を無視し、重傷を負わせ、負傷した10代のアスリートを早めに引退させたという恐ろしい長い歴史があります。これらはすべて、ISU、審査員、コメンテーターによって可能になりました。
引用:https://twitter.com/mossyzinc/status/1492138622270812169
エテリ・トゥトベリーゼは女子フィギュアスケートを完全に破壊し、ISUは彼女に許可を出しました。
何年もの間、私は彼女を止めることができる唯一のことはドーピングで陽性となった彼女のコーチした選手であると思っていました。
しかし、どうやらそうではありません。
引用:https://twitter.com/Fran_klymydear/status/1493123908891025411
エテリは2つの組織(WADAとRUSADA)によって調査されています。これは、エテリ・トゥトベリーゼの終焉と、これらの無数のアスリート全員に対する虐待の終焉を意味することを願っています。
引用:https://twitter.com/kostohanyu/status/1492866476319166464
他のコーチのやっかみだけではなさそうやね

まとめ

わかりやすくまとめると

  • エテリ・トゥトベリーゼは、フィギュアスケーターとして、挫折後、アメリカおよび新制ロシアで、苦労して這い上がった世界的な評価を受けたコーチ
  • ロシア国家のドーピングへの姿勢や、国威高揚のためにスポーツを利用する点から、コーチであるエテリ・トゥトベリーゼワリエワの責任が問われる可能性が高い
  • エテリ・トゥトベリーゼへの海外の反応は、女子フィギュアスケートの破壊者、怪我などで若いスケーターを引退に追い込むと評判が良くない
そもそもドーピング問題で国家としての出場が停止されてるのに、なんでこんな問題が起こるんや?

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