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佐々木朗希なぜ打てない?速いだけ・対策が遅れてるだけじゃない理由とは

プロ野球で実に28年ぶり、史上最年少の完全試合を成し遂げたロッテの佐々木朗希投手が、次の登板でもあわや「連続完全試合」の〝快投乱麻〟をみせました。

これで17イニング連続で一人の走者も出さない「パーフェクト」継続。プロの一流打者たちが束になっても「佐々木朗希をなぜ打てないのか?」。「球が速すぎ」「打者の対策遅れ」だけではないその理由を探ってみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)

17日、もし2戦連続完全試合ならNPBでもMLBでも史上初のギネス級大偉業やったが……ロッテ打線が全然打てず逆に負けてしもた。うまくいかんもんやw

佐々木朗希なぜ打てない?

4月10日、昨季覇者のオリックス相手に27人の打者を完全に抑え込み、19もの三振を奪ってわずか20歳で完全試合を成し遂げた佐々木朗希投手。

そして17日の次の登板でも、今度は日本ハムの打者24人を再び完全に料理。パリーグの1軍バッター達が総力で向かっても、佐々木投手の球はこれほどになぜ打てないのでしょうか。

完全試合の余韻いまだに

2022年シーズンが開幕したばかりなのに、いきなり完全試合という日米、そして世界の野球界を驚愕させる凄い成果を見せた「令和の怪物」佐々木朗希投手。その余韻さめやらぬ17日も、「佐々木劇場」は続きました。

今度は日本ハム打線が完黙。24人から14もの三振を奪い8イニングをまたもパーフェクト。100球を超えたため8回終了で降板し、連続完全試合はなりませんでしたが、その投球内容は圧巻でした。

160kmの剛速球だけに絞って必死に当てに行く打者が目立ちましたが、佐々木投手の球にはバットがまともに当たらず。いかに「超一流打者でも打てない」かは、10日のオリックス戦で、2年連続首位打者でNPBで最も三振が少ない吉田正尚選手ですら3打席連続三振だったことでも明白です。

シーズン三振数たった26個、20年のPA/K(1つの三振を喫するまでに要する平均の打席数)がNPB1位の吉田尚が「対策したのに接点がなかった」と脱帽してた!

速いから打たれないわけではない

「佐々木朗希はなぜ打てないのか?」。直球の速度が平均160km近くと滅茶滅茶速いから、かと素人目には思えますが、プロのレベルでは必ずしもそうではないようです。

例えば日本人最速記録(165km)保持者の大谷翔平投手(エンゼルス)の場合、剛速球を投げてもしばしば相手打者からしっかり打たれる場面が。また最速160kmを投げ「サファテ2世」と騒がれるほど期待の若手・杉山一樹投手(ソフトバンク)も、今季防御率は6.23。球は速いものの結構ヒットや本塁打を打たれています。

ではなぜ佐々木ボールは打てないのか、専門家の分析から次項でその理由を探ってみましょう。

17日の試合後、佐々木自身は「制球がばらついてた」「球数が増えた」と反省しとったが…あれで調子悪いって何やねんそれ!!

佐々木朗希を打てない4つの理由

佐々木朗希投手の球はなぜ打てないのか、専門家や野球解説者の分析から4つの理由を考えてみました。

高回転数と「ホップ」

この2試合の動画を見ると、三振する各打者のバットはいずれも佐々木投手が投じた直球の下をくぐっています。通常、投手のボールには重力が働き、打者の身体の近くに来るとだんだんと下に落ちます。ところが佐々木投手の球は落ちる幅が少なく、打者が「ここだ」と軌道を推測して振っても、眼の錯覚でズレが生じ当たらないといいます。

その秘密は回転数にあります。佐々木投手の直球は回転量がMLBトップ投手並みに多く強烈なバックスピンがかかっています。このためボールの上の空気の流れが下よりも速くなり、球の上下で気圧差が生まれ上向きの「揚力」が働くといわれます。いわゆる「ホップする球」なわけです。

全盛期のかつての江川卓、藤川球児らと球質が似ているってことか。それに比べ大谷は普通っぽい軌道なのかも

高いリリース位置と急角度

また野球の動作解析の第一人者、川村卓・筑波大准教授によると「佐々木投手はリリースの位置が非常に高く、他の投手より手前で離れる」といいます。

これも俗に「球持ちがいい」と言われる好投手の条件やな。ダルビッシュなんかも似た投げ方らしいで

190センチの長身を生かして、たたきつけるように腕を振り抜く独特なフォームで、高い位置から捕手のミットへ真っ直ぐ上から下への軌道を描くため、球種の見極めが難しいそうです。

下半身や筋力の強化

回転数が多く上から角度をつけて腕を強振。これは誰でもできるわけではない投法で、球を加速させるタイミングの取り方も佐々木投手ならでは。これは元来の肩甲骨の柔軟性と、背筋や腕の動きを巧みに連動させているからできることだそうです。

またロッテは、入団以来5カ年計画で佐々木投手の体づくりを優先的に徹底育成。強い球を長いイニングで投げられるよう、下半身の土台固めにこの3年間専念しました。

結果、太ももは昨年よりも一回り大きくなり足元がしっかりと固定。自ずと腕の角度も安定して、去年までのように直球がシュート回転して流れることも少なくなりました。

変化球の制球のよさ

こうした球質のよさに加え、変化球の制球が抜群。決め球フォークもワンバウンドするような球は少なく、わずかな落差でストライクゾーンへ。

スライダーなどの緩急をつけた変化球もほぼストライク。打者としては直球狙いでも変化球狙いでも〝見逃し〟〝打ち損じ〟ができず、迷っているうちに三振してしまう厄介さがあるようです。

佐々木主浩や千賀のような「お化けフォーク」じゃなくても、逆に微妙過ぎて見極めにくいのかな

佐々木朗希打てない?SNSの反応まとめ

セーフティバントでパーフェクト途切れてもね。さすがにやりにくい空気。佐々木はもはや大魔人の先発型になりつつある
フォークは何回か捉えられてた。ストレートはまるで打てないから初めから捨ててもいいかも
コアなファンなら気づいたかもしれないが、オリックス戦とハム戦ではストレートの回転数変えてた
今後の疲れだけが気掛かり。次は一回飛ばしたほうがいい

出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/cc5ec6ad82ce986e77a3d5228957378a93097466

まとめ

わかりやすくまとめると

  • ロッテの佐々木朗希が2試合連続で「あわや完全試合」の完璧投球
  • これで17イニングパーフェクト。2試合33奪三振。皆なぜ打てない?
  • 直球は高回転数でホップ。リリース位置高く急角度。変化球も制球抜群

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