メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が、現地時間の4月7日、本拠地アナハイムでのアストロズとの今シーズン開幕戦で、「開幕投手&1番バッター」といういきなりの〝リアル二刀流〟スタートを切ることが決まりました!
今季もMVP級の活躍に期待大ですが、そのエンゼルス、今年は投手陣に大谷選手の心強い味方が加わりました。新加入のノア・シンダーガード投手です。ノア・シンダーガード投手の球種や球速は?シンダーガード投手の経歴や大谷投手との「最強デュオ」に対する世界の評価などをまとめました。(出典:Wikipedia、スポーツメディア)

ノア・シンダーガードとは球種・球速は?
ナリーグのニューヨーク・メッツから今季エンゼルスに移籍したノア・シンダーガード投手。昨季は二刀流の大谷投手がチームの勝ち頭で、投手陣も支えていただけに、今季は「オオタニを助ける二本柱になってほしい」と、ファンのシンダーガード投手に寄せる期待は大きいようです。
では以下に、シンダーガード投手の経歴や球種・球速など、その特徴を見ていきましょう。

プロフィール
ノア・シンダーガード投手は米テキサス州出身、29歳の本格派右腕。高校時代にメジャーのスカウトの目に留まり、2010年MLBドラフト全体38位でブルージェイズが指名、プロ入りしました。
12年に3対4のトレードの一員としてメッツに移籍。15年にメジャー初昇格を果たし、カブス戦で投手デビューしました。この年ローテに定着し9勝7敗、防御率3.24という堂々たる成績を記録。メッツのリーグ優勝や15年ぶりのワールドシリーズ進出に貢献しました。

17、18年には2年連続開幕投手に。16、18、19年と3シーズンで二桁勝利を挙げるメッツの主力投手として活躍しました。20年にトミージョン手術を受け、21年終盤に復帰。オフにFAとなり、エンゼルスと2100万㌦(約25億円)で単年契約を結びました。
MLB通算6年の成績は、120先発、47勝31敗、防御率3.32、奪三振777となっています。
#Angels’ Noah Syndergaard sharp in first Cactus League start: Syndergaard gives up one unearned run with four #Strikeouts and one walk in 3-2/3 innings, throwing 60 pitches. Syndergaard’s previous outing came in a minor-league game. https://t.co/s03Ixxf0JO pic.twitter.com/3xqPgrgCUY
— LA Angels Baseball News (@LAAngelsBB) March 29, 2022
球種
ノア・シンダーガード投手の球種で、一番の武器は長身のオーバースローで投げ下ろす力強いフォーシームやシンカーの速球です。
また与四球率も低く変化球の制球力も高いと評されます。縦に割れるカーブ、チェンジアップも持ち球。ここ数年は高速スライダーも多投し、逆にカーブの割合は減っているといわれます。

https://twitter.com/hobby_mashiro/status/1507635254466543616
球速
ノア・シンダーガード投手は先発投手としては、MLBトップクラスの球速の速さを誇ります。フォーシームは平均97-98マイル、最速102.1マイル(164km)もの剛速球です。
カーブの平均球速は81マイル、チェンジアップは平均89マイル。高速スライダーは90マイル超とほぼ直球並みです。
動画
ではノア・シンダーガード投手の試合動画を以下にご紹介しましょう。
↓メッツ時代
↓メッツ時代
↓エンゼルスオープン戦
Hammer time ⚒️#LAASpring pic.twitter.com/Db32rvxxd2
— Los Angeles Angels (@Angels) March 29, 2022

ノア・シンダーガード世界の評価まとめ




出典:https://www.youtube.com/watch?v=JQG-Y6u6kLo
まとめ
わかりやすくまとめると
- メッツの剛腕ノア・シンダーガードがエンゼルス入り。大谷と最強デュオ
- 長身生かした160km超の直球と、カーブや140km台の高速スライダーが球種
- 過去3シーズンで二桁勝利。制球力も高くエンゼルス投手陣の大きな力に