4月7日から、松山英樹の連覇がかかるマスターズ2022が始まります。
昨年松山英樹の獲得金額に驚かされたゴルフ・マスターズの優勝賞金は、今年はいかほどになるでしょうか?
世界で最も稼ぐプロスポーツ選手 TOP20のリストから、他のプロスポーツと比較してみました。

ゴルフ・マスターズの優勝賞金は?
2022年今年のゴルフ・マスターズの優勝賞金はいくらになるのでしょう?
昨年マスターズを制した松山英樹の場合は、$2,070,000、日本円にして約2憶2700万円でした(1$=110円換算)
2011年以降の優勝者と優勝賞金の推移を確認しておきましょう。
年 | 優勝者 | 国 | 優勝賞金(ドル) | 円(1$=110円として) |
---|---|---|---|---|
2011 | シャール・シュワーツェル | 南アフリカ共和国 | 1440000 | 1憶5800万円 |
2012 | バッバ・ワトソン | アメリカ合衆国 | 1440000 | 1憶5800万円 |
2013 | アダム・スコット | オーストラリア | 1440000 | 1憶5800万円 |
2014 | バッバ・ワトソン | アメリカ合衆国 | 1620000 | 1憶7800万円 |
2015 | ジョーダン・スピース | アメリカ合衆国 | 1800000 | 1憶9000万円 |
2016 | ダニー・ウィレット | イングランド | 1800000 | 1憶9000万円 |
2017 | セルヒオ・ガルシア | スペイン | 1980000 | 2憶1700万円 |
2018 | パトリック・リード | アメリカ合衆国 | 1980000 | 2憶1700万円 |
2019 | タイガー・ウッズ | アメリカ合衆国 | 2070000 | 2憶2700万円 |
2020 | ダスティン・ジョンソン | アメリカ合衆国 | 2070000 | 2憶2700万円 |
2021 | 松山英樹 | 日本 | 2070000 | 2憶2700万円 |
10年で、約1.44倍となっています。
ここ3年据え置かれていることが分かります。アメリカでは、コロナ後の景気回復、インフレが叫ばれていますので、今年はきっとアップすると予想します。
昨年の優勝賞金は競技最終日の4月11日に発表されましたので、今年も最終日と予想されます。
優勝者は賞金総額の18%を獲得します。
2021年は賞金総額$11,500,000でしたので、松山英樹は18%の$2,070,000となったわけです。
テニスやその他の優勝賞金と比較
ゴルフ以外のプロスポーツでの優勝賞金を比較してみましょう。
フォーブスが、2020年6月1日~2021年6月1日に得た賞金や給与・ボーナス、同期間のスポンサー収入を合算して算出した「世界で最も稼ぐプロスポーツ選手」のTOP20からどんなスポーツ選手の稼ぎが多いか調べました。
賞金とスポンサー収入の合計となっています。
世界で最も稼ぐプロスポーツ選手 TOP20 | 競技 | 総収入 | 賞金 | スポンサー収入 |
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1.Conor McGregor/コナー・マクレガー | 総合格闘技 | 1億8000万ドル | 2,200万ドル | 1億5800万ドル |
2.Lionel Messi/リオネル・メッシ | サッカー | 1億3,000万ドル | 9,700万ドル | 3,300万ドル |
3.Cristiano Ronaldo/クリスティアーノ・ロナウド | サッカー | 1億2,000万ドル | 7,000万ドル | 5,000万ドル |
4.Dak Prescott/ダック・プレスコット | アメリカンフットボール | 1億750万ドル | 9,750万ドル | 1,000万ドル |
5.LeBron James/レブロン・ジェームズ | バスケットボール | 9,650万ドル | 3,150万ドル | 6,500万ドル |
6.Neymar/ネイマール | サッカー | 9,500万ドル | 7,600万ドル | 1,900万ドル |
7.Roger Federer/ロジャー・フェデラー | テニス | 9,000万ドル | 3万ドル | 9,000万ドル |
8.Lewis Hamilton/ルイス・ハミルトン | F1 | 8,200万ドル | 7,000万ドル | 1,200万ドル |
9.Tom Brady/トム・ブレイディ | アメリカンフットボール | 7,600万ドル | 4,500万ドル | 3,100万ドル |
10.Kevin Durant/ケビン・デュラント | バスケットボール | 7,500万ドル | 3,100万ドル | 4,400万ドル |
11.Stephen Curry/ステフィン・カリー | バスケットボール | 7,450万ドル | 3,450万ドル | 4,000万ドル |
12.Naomi Osaka/大坂 なおみ | テニス | 6,000万ドル | 500万ドル | 5,500万ドル |
12.Tiger Woods/タイガー・ウッズ | ゴルフ | 6,000万ドル | 20万ドル | 6,000万ドル |
14.Russell Westbrook/ラッセル・ウェストブルック | バスケットボール | 5,900万ドル | 3,300万ドル | 2,600万ドル |
15.Patrick Mahomes/パトリック・マホームズ | アメリカンフットボール | 5,450万ドル | 3,250万ドル | 2,200万ドル |
16.James Harden/ジェームズ・ハーデン | バスケットボール | 5,100万ドル | 3,300万ドル | 1,800万ドル |
17.David Bakhtiari/デビッド・バフティアリ | アメリカンフットボール | 4,850万ドル | 4,800万ドル | 50万ドル |
18.Ronnie Stanley/ロニー・スタンリー | アメリカンフットボール | 4,750万ドル | 4,700万ドル | 50万ドル |
19.Giannis Antetokounmpo/ヤニス・アデトクンポ | バスケットボール | 4,700万ドル | 2,200万ドル | 2,500万ドル |
20.Dustin Johnson/ダスティン・ジョンソン | ゴルフ | 4,450万ドル | 2,450万ドル | 2,000万ドル |
予想通り、アメリカで人気のあるサッカー、アメリカンフットボール、バスケットボールの有名選手が15選手を占めています。
ただ、ゴルフと同様、個人競技での優勝賞金を、比較したいので、チームプレーのスポーツでの収入は外しました。
残りは、ゴルフが2、テニスが2、F1が1、総合格闘技が1でした。
このうち、テニスは、賞金より、圧倒的にスポンサー収入が多く、ひとにもよりますが、賞金の比較的多いのがF1,ゴルフで、総合格闘技も割合は少ないですが、賞金額としてはそれなりです。
2021年で比較します。
ゴルフ
4大大会で見ますと、
マスターズ $2,070,000(約2憶2700万円)に対し、
全英オープン $2,070,000 約2億2700万円
全米オープン $2,250,000 約2億4700万円
全米プロゴルフ選手権 $2,160,000 約2億3700万円
テニス
全豪 A$2,750,000 約2億2100万円
全仏 € 1,400,000 約1億8750万円
ウィンブルドン £1,700,000 約2億5800万円
全米 $2,500,000 約2億7500万円
F1は、「コンコルド協定」によって大会の賞金を外部に公表する事が禁じられていて、個々の大会の賞金額は不明です。
なお、興味深いのが、総合格闘技で、コナー・マクレガーは、2021年1月24日、1年ぶりの復帰戦となったUFC 257でライト級ランキング2位の元UFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエーとの試合で、ファイトマネーのみで500万ドル(約5億1900万円)を稼ぎました。
この試合では、TKO負けを喫しています。ただし、テニスやゴルフのように 年に何回も試合をするわけではありません。
従って、ゴルフは、テニスとほぼ同等の高額優勝賞金のプロスポーツだと言えます。

ゴルフ・マスターズの優勝賞金に関するSNSの反応
昨年の松山英樹の優勝時のコメントが多数ありました。

もう残りの人生ゴルフしたりして悠々自適遊んで暮らせるやん!


スポンサーからのボーナスも同額くらいだから、4.5億だな😙
オイラもゴルフの練習しよーっと🤗

まとめ
わかりやすくまとめると
- ゴルフ・マスターズの優勝賞金はテニス4大大会とほぼ同等
- プロスポーツの個人競技としては、総合格闘技で優勝賞金が高い試合がある
- 昨年の松山英樹のマスターズ優勝の賞金額に皆圧倒された

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