キエフの幽霊とは何か?
ヴィーンヌィツャ地方国家管理局のセルゲイ・ボルゾフ議長といった権威が発言していますので
「誰のことだ?」「英雄のパイロットは誰だ?」と気になることろでありますが
最初にお伝えすると「キエフの幽霊」は話半分で聞く必要があります。
「一部は事実」「一部はプロパガンダ」そんな感じで話を聞くのが良いでしょう。
戦争といった複雑な正義の衝突は、それぞれの思惑が働きます。
実際、日本のニュースは「ロシアは悪」「ロシアが不利だ」というニュースが多いでしょう。
yahoo!なんかはアクセスと反応がいいニュースが取り上げられますので、「日本人がこうであってほしい」という記事が
表立つ傾向にある、というのは知っておいた方がいいです。

一番レベル低いのは「タイトルだけ見て判断」
二番目は「情報には”自分がこうであってほしい””自分に都合のいい情報”を取り入れてしまうという、性質があるということを自覚している」という心理学を知らない
これら意識してても情報を間違って判断して取り入れてしまうことはあるで

見た目で、他の要素も優れているという「ハロー効果」に囚われてしまうんや
そんなバカな男って多いわな
キエフの幽霊とは?
Ghost of Keyv(ゴーストオブキエフ)=キエフの幽霊がネットで話題になりました。
実際に、一般人が勝手に騒いでいるだけでなく
最初に記載しましたように、ヴィーンヌィツャ地方国家管理局のセルゲイ・ボルゾフ議長や元大統領のポロシェンコ氏といった権威が発言しています。
画像付きですが、画像はネットから転載されたものだと分かっています。
「キエフの幽霊-ロシアのウクライナ侵攻の最初の30時間、MiG-29パイロットは、キエフ上空で6回の空中戦勝利を記録しました。彼は2機のSu-35航空機、2機のSu-25航空機、1機のSu-を撃墜しました。
それぞれ27機とMiG-29機。すでに15機目です!私たちのヒーローは誰ですか?」
実際にウクライナ国防省公式サイト(https://www.mil.gov.ua/)もこの画像が使われていましたが
2019年4月にtwitterで「フランス産のヘルメットの性能をテスト中」と投稿したものと同じとなっています。
出典:
つまり「キエフの幽霊」を端的に言うなら「ウクライナMiG-29の英雄的パイロット」で
今回「2機のSu-35航空機、2機のSu-25航空機、1機のSu-の計6機を撃墜した英雄パイロット」のことです。
しかし、これは1人でやったことなのか確認できないのと、人物特定はされていません。
またこれが大ウソかと言われればそうでなく、実際にウクライナ空母はかなり善戦している記録はあるようです。
軍司専門家はこれら一連の噂を
「国民意志を高揚させるために、一部の事実を誇張したもの」としています。

別にこれが悪いことではないし、大ウソではないというところ。
キエフの幽霊である可能性のパイロット
上記のように結論的にはキエフの幽霊は、あくまでプロパガンダ的な象徴であるものの
パイロットが活躍していることは間違いではなく、かなり善戦しているようです。
3月1日に空中戦で亡くなったと報告された、英雄的存在のパイロットを国防相Facebookは紹介しています。
戦時に作れられる英雄的存在の事例
日本も含め、戦時は国民の士気高揚のため、一部の活躍を皆に知らしめます。

そこに一部もしくは全部嘘があることもありますし、誇張されていることもあります。
過去にも事例はたくさんあります。
日本では「百人斬り伝説」と検索するとwikiがあります。
これは南京とも関係あり、議論がすごいことになるものですので割愛します。
調べればいくらでも出てくるのですが、
ドイツ装甲集団を率いた将軍「エルヴィン・ロンメル」は「電撃戦」の生みの親として知られていますが、その虚構をはいだ本が発売されたりしています。