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中国の溶けないアイスの動画は?日本にもあって通販で買える!?

中国で、アイスクリームのエルメスと呼ばれる高級アイス「鍾薛高(Chicecream)」を、バーナーで焼いても全く溶けないとの動画が微博(ウェイボー、中国版ツイッター)に投稿され炎上しています。

中国の溶けないアイスの動画を実際に見てみましょう。

どんな添加物が入っているか心配?値段が高すぎる?などの中国ネットでの反応をまとめます。

安全な添加物の溶けない日本のアイスが通販で買えるかについても調べました。

中国の溶けないアイスは日本では買えへんらしいで

中国の溶けないアイスが話題!

中国の溶けないアイスが話題となってます。

鍾薛高(Chicecream)の高級アイスが話題

鍾薛高は、2018年に上海で設立された中国の高級アイスクリームブランドで、中国で近年トレンドとなっているデザインなどに中国風を打ち出した国産商品です。伝統建築に用いられる瓦を模したアイスバーは氷菓市場にたちまち定着しました。
アイスクリームは、これまではスーパーマーケットやコンビニなど実店舗で販売されるものが主流でしたが、天猫など大手ECプラットフォームが新たな販路として加わりました。

鍾薛高は天猫の年間最大のネット通販セール「ダブルイレブン(双十一)」で氷菓類の売上高1位となり、オンラインで複数の販路を開拓していった。さらには実店舗などオフラインにも進出。上海、杭州、成都などに20以上の店舗を抱え、国内100以上の都市のスーパーやコンビニでも取り扱われています。
2020年1年間で、約3400万本以上が販売されたそうです。

中国でこれまで一般的であったアイスバーの価格2〜8元(約35〜140円)が、鍾薛高の商品は13〜18元(約220〜300円)と高級路線で、2018年には66元(約1100円)の値をつける商品を販売し、アイスクリームのエルメスと呼ばれました。

中国では、ハーゲンダッツがとても高く、日本の約1.5〜2倍くらいの値段で、手がでないため、中国の高級アイスクリームブランドが出現したようです。

昨年3月に、現地にお暮しの日本人が、鍾薛高(Chicecream)を購入して、味わったという記事がありましたので、確認してみましょう。(https://tabitabepanda.com/gourmet/chicecream/)

オンラインストアで購入、出社していた朝10時ごろに家に届き、9時間ほど家のフロントに放置されていましたが、厳重に保護されたアイスは全く溶けておらず、すぐに食べても問題ないレベルだったとのこと。
発送から48時間以内であれば、溶けていた場合には返金に応じてくれるそうです。

カカオ、ジャスミン、ハーフ&ハーフ、ミルク、抹茶の5種類を購入したが、どれも満足できるレベルで、特にジャスミンが最高でした。
形は中国の伝統的な瓦をモチーフにしており、上から見ると漢字の”回”になっています。これは、アイスの原点に回帰する、と言う意味が込められているそう。
冷凍庫から出したてのアイスはとても硬く、4〜5分常温に置いてから食べることが推奨されています。

以上から推察しますと、オンラインストアでの販売、配達を前提としたアイスですので、通常のアイスより溶けにくい性能を持たせることは必須だったと思われます。

鍾薛高は、自社の製品は国の安全基準に従っていると説明し、「焼いたり、乾燥させたり、温めたりしてアイスクリームの品質を評価するというのは科学的ではない」とウェイボーに反論を投稿しました。これには、16万8000件以上の「いいね」が付いたそうです。

ただ、以下の報道もありました。
上海の市場規制当局は、中国のアイスクリームブランド「鍾薛高」に対するネットユーザーからの食品安全に関する苦情について調査すると発表しました。
これは、ネット上に投稿された動画で、製品が溶けるまでの時間が長いことから、その成分が有害であるとの疑いが持たれているためです。

本当に火であぶっても、室温31度で1時間も溶けない?

話題となった動画以外にも、鍾薛高と普通のアイスを同時に室温に放置してその溶け具合を調べた中国の動画もありましたが、普通のアイスが完全に液体と化してしまうのに、ほとんど形状を保っていました。

溶けにくいことは確かで、鍾薛高も、溶けにくい理由として、アイスクリームの主成分は、ミルク、クリーム、ココナッツミルク、コンデンスミルク、全乳粉、アイスエッグヨークなどであり、水を追加せず、少量の食品乳化増粘剤を使用しているが、自社の製品は国の安全基準に従っていると述べています。

食品乳化増粘剤は、カラギーナンとみられ、これであれば、多くの国で食品添加物として扱われていて、ふつう紅藻類からアルカリ抽出により得られる天然由来の成分です。

実際の動画は?


(台湾メディアに転送されたウェイボーの動画)

https://weibo.com/ttarticle/p/show?id=2309404788626314887336
(中国メディアの記事中の元の動画)

溶けないアイスは日本でも売られている

シャリもち葛バー

福々庵。葛(くず)粉を使った溶けないアイスクリーム。アイスキャンデーのようなシャリシャリした食感と葛餅のようなもちもち感の両方が楽しめる。
8本セットで、2,980円(送料無料)。
例えば楽天市場で、クール冷凍便で、買えます。

金座和アイス

「40℃でも溶けないアイス」として注目を集めている金沢の「金座和アイス」。溶けない秘密は、金沢大学の太田富久名誉教授が開発したイチゴポリフェノールのおかげです。
天然素材からできたカロリーゼロの甘味料「ラカント」を使い、豆乳ベースの優しい味わいにフレッシュなフルーツをプラス。酸味と甘みのバランスの良い商品です。

ユーザーの報告で、
金座和アイスは、常温で2時間放置しても形がほとんど変わらなく、3時間放置すると見た目はババロアのようになるが、液体になることはなかった。
比較したコンビニアイスは5分後から周りが溶け始め、1時間〜2時間の間にほぼ液体になった。

以前は通販がありましたが、現在サイトはリンク切れし、原宿などにあった東京の直営店も閉店したようです。

アイスクリーム MIXREAM

「アイスクリーム MIXREAM」は、常温で約30分形状が維持できます。
イチゴより抽出したイチゴポリフェノールを核とする保形性原料を使用することで、離水を抑制して溶けにくくする機能と気泡の弾力性を向上させて崩れにくくする機能が備わりアイスクリームの食感・風味を残したまま形状維持が可能になります。
愛知県の東山動物園でシャバーニ型のアイスが通年で販売されていますが、通販は見つかりませんでした。

昔はいろいろあったが、人気が続かなかったみたいやね

溶けないアイスへの中国の反応

カラギーナンが国家基準をクリアしていると鍾薛高は反論したが、これが若者たちを本当に怒らせてしまった。短期的に世論の熱を冷ますのは難しそうだ。景気が下降線をたどる中、若者の財布はすでに豊かではなく、高値のアイスクリームの出現は確かに「傷に塩を塗る」ようなものだ。
引用:知乎:中国版Yahoo知恵袋
コーラに歯を浸しておくと、1週間後に歯が侵食されるという実験があり、コーラは歯をものすごく腐食させると言われていました。しかし、歯は口の中にあるので、毎日ずっとコーラ漬けにしていなければ大丈夫ですし、胃酸でコーラも消化されます。 鍾雪高と同じように、火で溶けないものが、必ずしも胃で消化できないわけではありません。 もちろん、許容量を消化するのは簡単ではないかもしれません。 だって、結局は火で溶けないアイスであって、他のものではないのですから。 やはり体にはあまり良くないですね。 合理的に分析しましょう。
引用:知乎
汚染された粉ミルクを飲み、側溝の油、革底の古いヨーグルト、あらゆる添加物、痰の絡んだ古いザワークラウト麺を食べた者なら、こんなことは何でもないと思うだろう!
引用:知乎
ある消費者は、「自宅で牛乳と卵を使って作ったアイスクリームは、冷蔵庫から出して1~2分で水に溶けてしまう」「火にも焼けないアイスクリームは、どんな材料で作られているのか」と公然と疑問を呈した。・・・ 鍾雪高に対する「戦い」の大きな理由のひとつが、成分表の中のカラギーナンである。 これは、高価な「鍾薛高」が天然素材ではなく、「カラギーナン」という増粘剤であることをユーザーが見抜いたからだ。 だから当然、アイスクリームが溶けないのも、カラギーナンの入れすぎによると考える人が多かった。
引用:知乎

筆者注)カラギーナンは、天然物から抽出された食品の増粘剤として用いられるもので、人体で消化されることはありません。かなり誤解もあるようです。

中国では食品騒動が何度も起こったのを思い出したわ!

まとめ

わかりやすくまとめると

  • 中国の溶けないアイスの騒動を動画を含めて伝えた
  • 日本にあって通販で買える溶けないアイスは、葛アイスバー
  • 鍾薛高に対する中国の若者の批判は当分収まりそうもない
中国当局がちゃんと結論出すんやろか?

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