なかなかホームランが出なかった大谷翔平が、この日2本目となる2号2ランの際打った瞬間に本塁打を確信し、バットを右手で1回転半、放り投げるパーフォーマンスを見せました。
バットフリップとは意味は?日本とメジャーでは印象が全然違うと言いますが、どうなのでしょう?
あまり印象はありませんが、イチローはやったことがあったのでしょうか?

バットフリップとは意味は?
バットフリップ(バットを反転させる)の意味を確認してゆきましょう。
メジャーでの意味
バットフリップとは、打った瞬間に、ホームランを確信した打者がバットを数回回転させながら高々と投げ、着地させることで、野球の華の一つとも言われるが、一方で投手に対する敬意を欠くと、報復を受けることもあります。
普通、打者はアウトにならないため、一塁へ走り出すときにバットをまっすぐ落とすのとは対照的な光景となっています。
MLBが、ユーモアで、「月を超えていった」と称されたバットフリップがあります。
2021年5月に、アストロズ傘下1Aアシュビル・ツーリスツのルイス・サンタナ内野手がメッツ傘下1Aブルックリン・サイクロンズ戦の3回に、この試合2本目の本塁打を放った直後にバットを高々と投げ上げました。
Santana woke up this morning and chose violence..
And we are absolutely here for it. pic.twitter.com/WUs7WXdB0G
— Asheville Tourists (@GoTourists) May 7, 2021
このツイートには、「これはちょっとやりすぎかな…」「このバットは月を超えていった」「史上最高のバットフリップ!」「次の打席でぶつけられたんだろうなあ」などの反応があったようです。
MLB公式YouTubeチャンネルに、2020年に選手が見せたバットフリップのトップ40を公開しました。
しかし、カナダと米国では、もともとバットフリップは伝統的に失礼で野球のエチケットに反していると考えられてきて、場合によりバットフリップを快く思わない投手から次の打席で、意図的に死球を当てられることもあります。
イチローについては、バットフリップ動画は1,2あったものの、本来ホームランバッターでないイチローですので、その印象はおとなしいというものでした。
大谷翔平のバットフリップ
今回の大谷翔平のバットフリップを見てみましょう。
🚨 OHTANI BAT FLIP 🚨 pic.twitter.com/DFADw5mDiD
— MLB (@MLB) April 16, 2022
バットを右手で1回転半、放り投げる「バットフリップ」でした。
開幕以来ホームランが出ていなかったところに、第1号そして第2号と2本目が出て、日ごろ冷静な大谷翔平も感情を爆発させたのでしょう。
日本のNPBではバットフリップする?印象は?
日本ではバットフリップは、「バット投げ」と呼ばれています。
過去に、NPBでバット投げが格好いい選手としては、
原辰徳(読売ジャイアンツ)
中村紀洋(近鉄バッファローズ)
小笠原道大(日本ハムファイターズ)
福留孝介(中日ドラゴンズ)
が挙げられています。
https://youtu.be/7fqTm8MYtOk
日本ではあまり報復死球の話は聞きませんね。

大谷バットフリップの日本のSNSの反応




まとめ
わかりやすくまとめると
- バットフリップとはホームランを打ったと確信したバッターが、バットを放り上げるパーフォーマンス
- 日本ではバット投げと称され、格好いい選手も何人もいるが、メジャーでは投手を侮辱したと捉えられると、次打席で報復死球を食らうこともある
- 大谷翔平の今回のバットフリップには、よくやったと称賛する声多数

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