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バルト三国とロシアの関係を超わかりやすく解説!

ウクライナへの侵攻で、一般市民への攻撃にとどまらず、原子力発電所まで攻撃するロシアのプーチン大統領の旧ソ連圏復活の野望は、次は、バルト三国への武力侵攻ではと懸念されています。

バルト三国とロシアの関係を超わかりやすく解説し、その歴史、ウクライナとの違いや侵攻の可能性についてまとめます。

あの冷徹だが、戦略家のプーチンがいったいどうなったんや?

バルト三国とロシアの関係を超わかりやすく解説

バルト三国とロシアの関係を順次超わかりやすく解説して行きます。

バルト三国とは

バルト三国は、バルト海の東岸、フィンランドの南にある南北に並ぶ3つの国を指し、北から順に、エストニアラトビアリトアニアとなっています。

それぞれの面積、人口、民族、言語をウクライナと比較し、一覧表にしました。

国名エストニアラトビアリトアニアウクライナ
面積 4.5 万 km26万4600 km26.5万 km260.3万 km2
人口 132 万人238万人279万人4,130万人
民族フィン・ウゴル系民族(フィンランドと同じ)バルト人バルト人ウクライナ人(8割)、ロシア人
言語エストニア語ラトビア語リトアニア語
宗教無宗教プロテスタントローマ・カトリックキリスト教徒

現在3か国ともに、北大西洋条約機構(NATO)・欧州連合(EU)および経済協力開発機構(OECD)の加盟国、シェンゲン協定(ヨーロッパで、出入国検査なしで国境を越えることを許可する協定)加盟国で、通貨はユーロとなっています。

いずれも18世紀以降ロシア帝国下にありました。

歴史

ロシアとの関係を中心に、バルト三国の歴史をまとめてゆきます。
バルト三国とも、18世紀以降ロシア帝国下となり、ロシア革命を契機に、1918年に、バルト三国はそれぞれ、独立を勝ち取りました。しかし、第2次世界大戦後の1940年に独ソ不可侵条約の秘密議定書(バルト三国をソ連の勢力圏に入れる)をもとに、ソ連に併合されてしまいます。

しかし、ソ連8月クーデターでのソ連崩壊とともに、1990年に再独立を果たします。

常に、ソ連、ロシアの動向に命運を握られてきたと言えます。

その苦い記憶から、3カ国揃って、2004年3月にNATO加盟、2004年5月にEU加盟、2007年12月にシェンゲン協定加盟国、2010年~2018年にかけて、OECDに加盟し、それぞれの通貨も2011年1月からユーロに切り替えました。

現在、しっかり、西側経済圏、防衛体制に組み込まれています
これに対し、ウクライナは、国内に2割のロシア人を抱えるという事情もあり、親ロ政権が長く続き、上記いずれにも加盟できていません。
通貨もフリヴニャという独自の通貨です。

現在のロシアとの関係

バルト三国は厳しい条件をクリアしてNATOとEUの両方に加盟したため、ウクライナに比べても、小国ながらロシアの影におびえることなく西側の防衛体制に組み込まれ、経済的恩恵も受けています。

2014年のロシアによるウクライナ・クリミア半島併合を受け、NATOはバルト三国とポーランドに米英独などが率いる多国籍部隊をそれぞれ事実上、常駐させる態勢を取っています。

今回のウクライナ侵攻を受けて、バルト3国やポーランドなど東欧諸国では、ロシアの攻撃が自国にまで及ぶとの懸念が強まっています。
NATOは態勢強化を急いでおり、バルト三国やポーランドといったNATOの加盟国の防衛のために、アメリカ政府はアメリカ軍7000人のヨーロッパへの派遣を決めています。

ロシアがバルト三国を攻撃する可能性

現在のバルト三国とウクライナの西側体制とのかかわりの大きな違いを見ると、ロシアが簡単に、バルト三国を攻撃する可能性がそれほど高いとは言えません

NATOに加盟しているため、バルト三国のいずれかが、ロシアから侵攻された場合は、米国を含むNATOがただちに軍隊を増強して反撃できます。
ここが加盟していないウクライナとの大きな違いです。

ただ、まさかと思われていたウクライナ全面侵攻を行うとか、一般市民への攻撃、核兵器の使用に言及する、原子力発電所の占拠などプーチン大統領の正気を疑わせる言動や行動を考えると可能性は0とはいえません。

バルト三国は、過去のロシアによる侵攻の悪夢をしっかり踏まえ、エストニアは、予備部隊「エストニア防衛連盟」(EDL)を発足させ、リトアニアは徴兵制を再導入し、ポーランドは志願制の国防軍を結成するなど、いざというときに備えています。

習近平も中華民族の偉大な復興を夢みているというてるしな!明日は我が身かも?

バルト三国とロシアに関するSNSの反応

バルト三国はNATO加盟国であり,これらの国にロシアが侵攻することはNATOとロシアの直接衝突を意味します。またその防衛供与を確実にするために,バルト諸国側も5条の確実な履行を加盟国に確約させ,また特に対米関係を重視してきました。
引用:https://twitter.com/rnakai88/status/1499542572456239105
プーチンは、ウクライナの成功体験により、武力侵攻しても他国は騒ぐばかりで邪魔しないこと、核があるので米国は世界大戦を恐れて介入しないことが分かったので、次は、バルト三国に武力侵攻するのは時間の問題だろう。
引用:https://twitter.com/SeityanK/status/1499662072241876992
EUがここまでやるのは、ロシアのウクライナ征服の野望を挫くことに失敗した場合、プーチンが味をしめて、バルト三国やポーランドなどにまで食指を伸ばす可能性があるからだ。
EUとNATOは、2014年のクリミヤ併合時に、現在のような厳しい経済制裁措置を怠った。
このことが、現在まで響いている。
引用:https://twitter.com/ToruKumagai/status/1498383404550836228
ゼレンスキー大統領の言う通り☝️プーチンの野望は「ロシア帝国」の復活🔥過去の亡霊が取り憑いてる👹
ソ連が崩壊して失った国土を元に戻したい🔥ウクライナが欲しかった!次にはバルト三国も事実☝️
引用:https://twitter.com/ykmeiling8/status/1499522283437985797

まとめ

わかりやすくまとめると

  • バルト三国とロシアの関係を過去から現在に至るまでわかりやすく解説した
  • バルト三国とウクライナの違いから次にロシアが攻撃する可能性は小さいと思われるが、今のプーチン大統領からすると0とはいえない
  • ロシアがウクライナを征服すると、次はバルト三国も危ないとの声が多い
コロナといい、大国の侵略といい、今世紀はいったいどうなるの?

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