新しい年、2022年が始まりました。毎年お正月のスポーツ風物詩といえば、何と言っても箱根駅伝(第98回東京箱根間往復大学駅伝競走)です。今年も三が日の東海道・箱根路から目が離せません。
ところで今年の箱根駅伝、優勝の行方とともに「31歳の〝高齢〟ランナー」が走ることもちょっとした話題になっています。そもそも箱根駅伝って、年齢制限はないのでしょうか?過去の最年長ランナーは何歳だったの?今回は箱根駅伝の「年齢雑学」を調べてみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディア)

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箱根駅伝の年齢制限がないのはいつから?
今年の箱根駅伝2022で、メディアでトピックス的ニュースになっているのが、駿河台大の4年生、今井隆生選手です。今井選手は大学生ながら何と31歳。
日体大を卒業後、中学の体育教師をしていましたが、昨年2年間の休職を願い出て駿河台大に編入入学。今年10月の予選会にも出場し、見事駿河台大を初の箱根路へ導いた一人です。本戦では4区を走ります。

#駿河台大学 の31歳「中学校教師」ランナー・今井隆生は4区で教え子・永井竜二と5区で師弟タスキリレーへ https://t.co/ofd3KHqAGG #箱根駅伝 #スポーツ報知 pic.twitter.com/1FnnbaF5wb
— スポーツ報知・箱根駅伝情報 (@hochi_hakone) December 28, 2021
ところで箱根駅伝は大学生限定のはずですが、年齢制限はないのでしょうか。現在の開催要項を確認してみましょう。
◆第98回箱根駅伝開催要項(抜粋)
【参加資格】
①参加校所属の21年度関東学生陸上競技連盟男子登録者で、本大会並びに箱根駅伝予選会出場回数が通算4回未満である者(予選会のみ出場の場合も回数に含まれる。また、エントリーした時点で出場とみなす)
②当駅伝競走に関する内規第 2 章「参加資格及び申込み」、第4条~第6条の条件をすべて満たす者
この②は、所属校が主催の関東学生陸上競技連盟加盟大学かどうか、不祥事などの処分を受けてないか、を問うものです。ということで、参加資格に年齢制限はありません。
すなわち箱根駅伝は、「関東学連の男子登録者」で「通算の出場回数が4回未満」などであれば何歳だろうと出場が可能ということになります。
ちなみに箱根駅伝の年齢条件は、過去には1947年から1992年まで「28歳以下」という制限が設けられていたそうですが、93年以降は撤廃され、現在の「年齢制限なし」で続いています。

箱根駅伝の最年長記録は?
以上のように箱根駅伝には年齢制限がなく、何歳であっても条件を満たせば出場できると分かりましたが、では過去最年長は何歳だったのでしょうか。
箱根駅伝の詳しい歴代選手の年齢関係記録は見つからず、はっきりした統計は分かりませんが、メディアによると過去最年長は、戦前の1939年に出場した中央大の村社講平さんだとされています。当時の年齢は33歳131日。このベテランぶりながら、村社さんは5区の区間賞も獲得したほどの強豪ランナーでした。
ということで今回の今井選手は「歴代最高齢」とはならないようです。


https://twitter.com/hakone_ntv/status/1474944288723144704
箱根駅伝30代ランナーへのSNSの反応




出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/79b67fdbe9db1ee3265ee995aa7787ff89180bd0
まとめ
わかりやすくまとめると
- 2日始まる箱根駅伝2022で、駿河台大の今井が31歳で4区出走へ
- 箱根では何と年齢制限なし。戦後~92年は28歳以下でその後撤廃
- 過去最高齢は39年の中大・村社の33歳。この年齢で5区区間賞!
